注文住宅は自由な未来設計を叶えてくれる
「家族が将来的に、長く安心して暮らせる住まいが欲しい」、そう考えたのが10年ほど前のことです。
いざ建てようと考えたときに、夫婦で一致したのが注文住宅で建てること。
なぜなら注文住宅は、要望に合った希望に近い家作りが可能だからです。
善は急げと信頼できる工務店探しを始めました。
これから長く暮らす自分たちの住みかとなる家です。
じっくり打ち合わせを重ねていきました。
まず家のざっくりしたイメージとしては、
・安心感や落ち着きのある家
・温もりの感じる家
でした。
具体的には、
・家族みんなで集い、色んなことを語り合える安心感
・帰ってくれば、日々の疲れを癒やして、心穏やかにいられる
そんな家づくりを目指しました。
そのためにも、明るい室内で、ゆったりくつろげる空間は欠かせないと感じていました。
当初まだ夫婦2人でしたが、将来の様々な変化を想定します。
たとえば子供ができたときのための部屋を作り、室内でペットを飼う際も考慮し、選ぶ床材を工夫したりしました。
流動的な変化に対応でき、長く住んでも変わらず、安心できる住まいづくりを目指しました。
リビング階段にして、帰宅した家族が必ず顔を合わせる間取りにしてもらいました。
生活スペースに程よいゆとりをもたせるよう「玄関」「洗面」「リビング」「ベランダ」、規格よりも少し広めにとることで、動きやすく、使いやすくなっています。
また、かつて薄暗いキッチンで料理していたこともあり、カウンターキッチンはたっての願いでした。家族の様子を見ながら料理できる開放型のキッチンは、使い勝手が良く、気に入っています。
さらに、リビングの照明を暖色系のダウンライトを使うことで、柔らかい温もりのある雰囲気を感じることができるよう工夫しました。
快適な空間設計
温もりのある家を目指す上で、快適な空間設計は欠かせないでしょう。
ここでいう空間設計とは、気密性や断熱性、遮熱性です。
古い作りの実家に住んでいたときは、とにかく冬の寒さがこたえ、夏は冷房の効きが悪かったです。そういった経験もあるので、快適な住まい作りには必須事項だと感じていました。
空間設計がしっかりしていることは、建てる前に工務店さんからの説明で十分に理解していましたが、実際の冷暖房の効率はとても良かったです。
冬温かく、夏快適に過ごせる、まさに理想的でした。
また24時間自動的に吸排気してくれる換気設備が各部屋についており、気流がとどまらず、部屋の空気が淀みにくいです。こういった細部にわたり、快適に過ごせるための空間設計が生かされているのだと実感しました。
実用的で使いやすい家づくり
長く住むことを考慮し、できるだけ手入れがしやすい外壁と床材使い、メンテナンスフリーの素材を取り、ランニングコストを抑える工夫をしました。
タイルは、汚れがついても自然の雨で流されるので、お掃除要らず。しかも、10年経っても外見上、劣化が見られず、綺麗な状態を保っています。
モルタルのように塗り替えが必要ありませんし、実用的で使いやすいのがポイントです。
注文住宅だからできること
自分たちの要望に対して、できる限り沿って対応してくれるのが、注文住宅の良いところだと再認識しました。
たとえこちらが無理難題を言ったとしても、実現可能な形の提案をしてくれます。
別の新たな視点から生み出されるアイデア。
どんな小さなことでも、伝えてみるべきだなと感じます。
家づくりには時間と労力を費やします。
私たちにとっては、夢や希望が膨らむ楽しい時間でもあります。
多くの人が関わって、作り上げられる我が家。 だからこそ、納得のいく家づくりの夢を叶えたいと思うのかもしれません。