ガスを安全に利用するため、ガスの基本的知識や安全方法について、簡単にまとめてみました。
ガスの種類は7種類!
東京ガス管内にて使用されているガスは「都市ガス(13A)」と言われるものです。これについて変更の余地はありませんが、大事なことは受け手となるガス機器の方です。ガス機器が「都市ガス(13A)用」であることを必ず確認してください。ガスの種類が適応しないとガス機器は不完全燃焼による一酸化炭素中毒や爆発火災などの原因となり大変危険です。
ちなみに都市ガス(13A)は東京ガスの他、東邦ガス・大阪ガスなどが使用しており、国内の都市ガスの約90%がこのガスを利用しています。この他に日本国内ではLPガスを含む7種類のガスに分類されています。
正しい「接続具」を使用しましょう!
注‼ 使っていないガス栓は開けないでください。プラグや止めやキャップの装置を確認し、ご開放防止カバーが取り付いている場合は外さないでください。
屋内でガス機器を利用する際は「必ず換気」をしてください。
小型湯沸器を洗髪、浴槽や洗濯機への注湯など、長時間使用しないでください。また、不完全燃焼防止付きの小型湯沸器で、安全装置が作動した場合は、繰り返し点火操作を行わないでください。換気が不十分な状態で長時間使用すると、室内の酸素濃度が低下して不完全燃焼の危険があります。
警報機の「有効期間」を確認してください!
ガス警報器等には有効期間があります。有効期間が切れる前に取り換えましょう。
「地震」のあとはガス機器やその周辺を確認してから使用してください。
地震の際は、まず身の安全を確保してください。揺れがおさまってから、使用していたガス機器の火を消してください。改めてガス機器を使用する前に、ガス臭くないか、ガス機器や煙突などに変形や外れなどの異常がないか、確認してください・
マイコンメーターの「復帰操作」手順<例>をご案内します。
簡単な復帰操作によりガスの使用を再開することができます。
敷地内のガス管やガス機器は「お客様の資産」です。
古くなったガス機器がガス漏れや不完全燃焼を起こし、重大な事故につながる可能性があります。ガス機器(ガスコンロや給湯器)が古くなったら、早めにお取替えをお勧めします。
出典:東京ガスチラシ